比較検証!チャップアップは薄毛予防!プランテルEXは薄毛改善が目的

チャップアップとプランテルEXでどちらを使おうか迷っている人もいると思います。今回は、2つの育毛剤の特徴を詳しく比べていきます。

実はこの2つは「どちらがおすすめか」と比較してはいけません。対象となる人が違い、チャップアップは薄毛予防、プランテルEXは薄毛改善を目的としています。

配合しているものから詳しく紹介するので、どちらがあなたにぴったりなのか一緒に考えていきましょう。長期間使うので、価格にも注目です。

プランテルEXの気になる成分…相乗効果が期待できる

見慣れない成分も多いので、先にプランテルEXから紹介していきます。

プランテルEXに配合されているもののうち、今回注目するのは以下の成分です。

  • リデンシル
  • ペブプロミンα
  • 発毛促進成分(センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ジフェンヒドラミン塩酸塩)

それでは詳しく見ていきましょう。

リデンシル

2つの成分、EGCG2とDHQGから構成されているリデンシル。それぞれ別の働きをします。

EGCG2 頭皮の炎症を予防
DHQG 細胞の活性化
毛周期の正常化

これにより、髪の成長を促しながら、頭皮環境の改善をします。

リデンシルの臨床試験

リデンシルはスイスのインデュケムという会社の臨床試験結果が公表されています。

20代、40代、50代で薄毛に悩む人が3ヶ月間リデンシルを使ったらどのような変化があるか、という試験を写真付きで公開しています。結果は全ての年代で髪が増えました。

この臨床試験は、より詳しい内容が公開されているので細かく紹介します。

毛髪密度についてプラセボとリデンシルの比較

毛髪密度について、プラセボ(偽薬)と3%のリデンシルを使用した比較試験のデータがあります。

それによると、使用から1ヶ月では差がありませんでしたが、3ヶ月後には29%毛髪密度が増えました。

リデンシルは長期間使うことを前提に作られています。そのため、1ヶ月では効果が見られなかったものの、3ヶ月経って効果が結果に現れたのではないかと思います。

即効性はありませんが、効果が期待できますね。

頭皮の炎症を予防するEGCG2

次にEGCG2が頭皮の炎症を予防する効果についての臨床データを紹介します。

炎症はIL-1β(インターロイキン1β)という物質によって起こります。炎症がおきた状態をIL-8(インターロイキン8)という数値で表します。

臨床試験では次の3つのタイプを用意しました。

  1. 通常の細胞
  2. IL-1βのみの細胞
  3. IL-1βの細胞にEGCG2を加えたもの

これらを一定の時間置いてから比較したところ、②と比べて③の方がIL-8の数値が21%もダウン。つまりEGCG2で炎症が抑えることができたのです。

頭皮の炎症は抜け毛の原因になります。薄毛対策では、できるだけ炎症を抑えたいのでEGCG2は有効です。

細胞を活性化させるDHQG

髪を育てるためには毛乳頭にある繊維芽細胞を成長させなくてはいけません。体内では通常bFGFという物質を作り、繊維芽細胞を育てています。

臨床試験ではbFGFとDHQGの2つで繊維芽細胞を育ててみました。DHQGの量も多・中・少の3段階で用意して結果を見ます。

するとDHQGの量が一番多い場合、bFGFよりも繊維芽細胞が育っていることがわかりました。しかし、それ以下の量ではbFGFの方が育ちます。

つまり、多量のDHQGは体内の成分bFGFよりも繊維芽細胞を育てる力が強いのです。髪を育てたいのならDHQGで細胞が活性化させ、繊維芽細胞を成長させると髪を育てる力がアップします。

ヘアサイクルを正常化するDHQG

DHQGにはヘアサイクルを整える効果も期待できます。

髪はヘアサイクルにしたがって、成長したり、抜けたり、毛穴を休ませたりしています。正常なヘアサイクルでは2年程度の成長期があり、髪が抜け、2ヶ月程の度休止期で次の髪を育てる力を蓄えます。

薄毛の人は、ヘアサイクルが乱れていることが多く、特に成長期が極端に短くなります。その結果、休止期のものが増え、髪の量が少なくなるのです。

臨床試験では3%のリデンシルとプラセボで成長期と休止期の髪の数を比較しました。

使用から1ヶ月では変化はありませんが、3ヶ月経つとリデンシルの方は成長期の髪が9%増加しました。また、休眠期の髪は17%も減っています。

つまり、リデンシルの使用で成長期の髪が増え、休眠期の髪が減り、毛周期が正常化しつつあるのです。

ペブプロミンα

ペブプロミンαは特許出願成分で、プランテルEXだけに配合されています。

構成しているのは次の3つの成分です。

  • ヒオウギエキス
  • ボタンエキス
  • ビワ葉エキス

ペブプロミンαには薄毛の原因となる5αリダクターゼという酵素の分泌を抑える働きがあり、脱毛ホルモンの生成が抑えられます。

ペブプロミンαはプランテルEXの独自成分なので、客観的な実験データはなく、公式サイトに公表されたものだけです。

公式サイトにある株式会社日本食品機能研究会のデータでは、5αリダクターゼの分泌を抑える効果を、ミノキシジルなどミノキシ系と比較しています。結果、ペブプロミンαの方が約3倍高いという結果が出ています。

ペブプロミンαは医学博士も効果を期待しています。データは少ないですが信頼できると言えるでしょう。

発毛促進成分

プランテルEXには次の3つの発毛促進成分が配合されています。

センブリエキス 血流を促し、毛乳頭細胞を活性化
グリチルリチン酸ジカリウム 頭皮の炎症を抑制
ジフェンヒドラミン塩酸塩 頭皮の痒みを抑制

センブリエキスについては昭和61~62年に臨床試験が行われていたそうです。

センブリエキスは、もともと漢方で胃薬として利用されていました。胃に刺激を与え血行をよくすることが分かっていたので、頭皮の血行改善をし発毛促進できないか、と研究が始まりました。

  • 対象者…男性型脱毛症の人、14名
  • 試験内容…1日2回、センブリエキスを塗布
  • 結果…10人に試験前よりも硬い髪が増加
  • 副作用…報告なし

この結果から、安全で効果が期待できる成分とされました。

センブリエキスで毛乳頭を活性化させ、グリチルリチン酸ジカリウムとジフェンヒドラミン塩酸塩で頭皮の炎症と痒みを抑制すれば、発毛促進成分として十分に効果が期待できます。

チャップアップの気になる成分…王道のM-034が主成分

チャップアップの成分で今回注目するのはM-034、オウゴンエキ、センブリエキスの3つです。詳しくみていきましょう。

M-034

海藻由来の成分M-034はチャップアップの主成分です。多くの育毛剤で使われている成分で、イクオスやブブカといった他の人気育毛剤にも使われています。

リデンシルのDHQGと同じように毛周期を正常化する作用があり、髪を成長させます。

髪を成長させる成分と言えばミノキシジルが有名ですが、M-034は同等のパワーがあると認められています。

しかし、M-034に発毛効果は認められていません。ミノキシジルよりも効果が弱いように感じますが、副作用がないというメリットもあります。

またミノキシジル以上に髪を成長させた記録もあり、効果は十分に期待できるでしょう。

さらにM-034には外毛根鞘などの細胞を増やすことができます。培養実験により外毛根鞘細胞の増殖が促進したことが分かっており、太くて抜けにくい髪を育てる効果も期待されています。

他にも血行促進作用や保湿作用もあります。特に保湿作用はヒアルロン酸と同程度の効果が期待できるため、育毛剤だけでなく女性用の育毛シャンプーでも使われています。

センブリエキス

チャップアップに発毛促進成分として配合されているのはセンブリエキスのみです。副作用もなく安全で、臨床試験で効果が確認されているので安心して使えます。

プランテルEXや多くの育毛剤にも配合されており、人気の成分です。

オウゴンエキス

オウゴンエキスはAGAの予防のために配合されている成分です。5αリダクターゼの分泌を抑える働きがあります。

オウゴンエキスは育毛界では人気の成分で、多くの育毛剤ので使われています。「ブブカ」でも使われており公式サイトによると、オウゴンエキスは5αリダクターゼを約77%抑制します。

オウゴンエキスはM-034とセンブリエキスの働きをより効果的にします。

結局何が違うの?チャップアップとプランテルEXの効果

実験結果も紹介したので、少し難しい話が長くなってしまいました。結局チャップアップとプランテルEXは、どのように違うのでしょうか。

今回、注目した成分の中で、共通したのはセンブリエキスのみでした。中心となる成分が異なり、簡単に言うと次のような効果の違いがあります。

  • チャップアップ…薄毛予防
  • プランテルEX…薄毛改善

詳しく見ていきます。

チャップアップの成分と期待できる効果

オウゴンエキス 5αリダクターゼの分泌を阻害…抜け毛が減る
M-034 毛周期の正常化
センブリエキス 血行促進

配合されている成分は違いますが、期待される効果はプランテルEXと大きく差がありません。

プランテルEXの成分と期待できる効果

リデンシル 頭皮の細胞活性化…髪の成長を期待、毛周期を正常化
頭皮の炎症を防ぐ
ペブプロミンα 5αリダクターゼの分泌を阻害…抜け毛が減る
発毛促進成分
(センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ジフェンヒドラミン塩酸塩)
上記2つの働きをサポート

チャップアップに比べ頭皮の炎症や痒みを抑制する成分が多いです。

買うならどっち?チャップアップとプランテルEXの価格

育毛剤を買うなら価格も重要です。長期間使うので、毎月は小さな差でも、年間で考えると大きな金額差になります。

単品価格 定期コース 3本まとめ買い(1本あたり)
チャップアップ 7,400円 7,400円 19,800円(6,900円)
プランテルEX 13,800 9,700円 27,600円(9,200円)

上記の通り、チャップアップの方がかなり安いです。

チャップアップは単品でも定期コースでも同じ金額ですが、プランテルEXは単品価格と定期コースに4,000円程度の差があります。

プランテルEXの定期コースはかなりお得ですが、それでもチャップアップの方が2,300円安いです。また、この2つの育毛剤は3本まとめ買いが最安価格ですが、1本あたりの金額の差は変わりません。

例えば1年使い続けた場合、27,600円の差があります。これは大きな金額だと言えるでしょう。

さらに、チャップアップでは育毛剤とサプリのセット併用する人も多くいます。ノコギリヤシ(AGA対策成分)と亜鉛(髪を作り出す成分)を含んでおり、高い効果が期待できるサプリです。

チャップアップの育毛剤とサプリのセットを定期コースで購入すると9,090円で、プランテルEXよりもまだ安いです。

また、チャップアップは1本120ml入りで、容量が多いです。プランテルEXは1本50mlで容量にかなりの差があります。使用量が少なく、不安な人も多いでしょう。

チャップアップはたっぷり使えて、コスパの良い育毛剤と言えます。

お届け期間を調整したり、シャンプーとも併用したりと、自分に合った使い方をできるのもチャップアップの魅力です。

  • チャップアップ…コスパが良く、薄毛予防に最適。サプリと併用は効果もコストも◎
  • プランテルEX…コストがかかる。薄毛改善効果が期待できる。

チャップアップとプランテルEXはオススメの人が違う

チャップアップはコスパも重視しながら、薄毛予防をしたい人にオススメです。コスパが良く容量が多いので初めて育毛剤を使ってみる人にも良いでしょう。
しかし、プランテルEXと比べ頭皮の炎症や痒みを抑える成分が少なく、毛周期を整えるのに時間がかかってしまうでしょう。使い始める際は長期戦になることを覚えておいてください。

プランテルEXはコストはかかっても良いから、薄毛改善効果を重視したい人にオススメです。

また、今までいくつかの育毛剤を使ったけれど、効果がなかったという人にも良いでしょう。いくつか試したのなら、今までとは成分内容が違うものの方が効果が期待できます。

独自成分を使っていることもあり、他の育毛剤と成分が似ていないので試してみる価値はあります。

2つの育毛剤は薄毛予防と薄毛改善という違いがあります。チャップアップとプランテルEXはどちらが効果があるのか、と比較できる育毛剤ではありません。

どちらの効果が現在の自分に合っているのか、と考えるべきなのです。